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未分類 2025.02.19

#039 活動報告② コーチとしてのスキルアップのための資格取得

当ジムでは、ダイエットだけではなく、パフォーマンスの向上、姿勢の改善、痛みの改善や再発予防、生活習慣病の改善と予防、怪我や障害のリスクを減らすこと(傷害予防)などニーズが多く

クライアントのカラダをより良い状態にするために知識を増やすだけのインプットではなく、実践を通した学びから、目の前のクライアントのカラダを変えること

より良い状態に改善して今以上に楽しい毎日を過ごしていただけるサポートをすることができるようにインプットとアウトプットを日頃から繰り返しています。

当ジムのコーチは、定期的なアカデミーやセミナーの参加から自学を通じてコーチとしてのスキルアップを漸進していますが、改めてこれまでの現場で学んだことを体系立てて学び直し、トレーニングプログラムをアップデートさせていこうと考えていました

昨年末より、以前から気になっていたNASM-PES資格取得の学習をはじめ、セッションの隙間時間に少しずつ進めながら無事資格取得することができました。

スポーツ医・科学のエビデンスに基づくプログラム提供を行う草分けの存在であり、フィットネス関係者やストレングス・パフォーマンスコーチ、アスレティックトレーナー、スポーツ医療従事者などへ資格を発行するアメリカでも有名なヘルス&フィットネス関連団体です。

理学療法士であり、NBAバスケットボールチームのストレングスコーチであったマイケル・クラーク博士によって設立され、機能改善やスポーツパフォーマンスの向上など「機能」に関する内容が多いことが大きな特徴の一つです。

クライアントに「傷害予防やスポーツパフォーマンスの向上」を目標に指導するためNASM-PES(Performance Enhancement Specialization:パフォーマンス エンハンスメント スペシャリゼーション)では、リハビリテーションからパフォーマンスアップに共通して必要となる「動作を科学する」ための幅広い知識を学ぶことができ、ジュニア世代からプロのスポーツ選手、一般の方まであらゆるレベルに対応した内容を学べます。

パフォーマンスアップだけでなく、外傷・障害のリスクを最低限に抑えながら安全に指導ができるようになることをコンセプトとしています。

柔軟性、コア(体幹部)の安定性、パワー、スピード、敏捷性なども含め、パフォーマンス向上のために必要なあらゆる要素を網羅しています。

“動作のメカニクスと筋肉の連動について理解することができる”

人間の動作は、複数の筋肉が連動して成り立ち、一つの筋肉のみが働いて動作が起こるということではありません。単体の筋肉を鍛える筋力トレーニングだけでは、動作が改善されるわけではないということ。

スポーツ動作や筋力トレーニングエクササイズやヨガ、ピラティスのポーズ、歩くなどの日常にある当たり前のように動いていた動作ひとつひとつにも、複数の筋肉が協調して働いています。

その動作の特性やメカニクスを理解すること、協調した筋群を同時にアプローチすることが動作の改善を可能して高いパフォーマンスへ繋げることができます。

動作における問題点を探し出し、その改善策を提供できる情報を見極めることが大切であると改めて学び直すことができました。

“動作を鍛えること”をコンセプトとしたトレーニングを「ファンクショナルトレーニング」と呼びます(NASM)

カラダの機能改善・機能向上を目的とする際は、単純にトレーニングで扱う重量(負荷)を増やすだけでは達成できません。動作に関する情報を理解し、段階的に動作の難易度や負荷を高めていくことが大切です。

NASMではトレーニングの段階付けの基準となる考えを学び、それに沿ってトレーニングを提供することで安全かつ段階的に動作の質の向上を図ることができます。

人の動作はとても複雑で、体の癖や姿勢の一つ一つが機能的問題を起こすと、怪我や痛みに繋がることは少なくありません。

トレーニング指導者(コーチ)として、カラダ全体を見ること(木を見て森を見ず)ことは、基礎ベースですが

基本を忘れずに、基本に何度も振り返りながら、トレーニングプログラムを考え、ひとつひとつのセッションでクライアントのみなさんと気になる点を共有しながら、進めていくことの重要性を改めて見直すことができました。

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