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未分類 2026.03.31

#075 定期検診からみる健康とのギャップ

“健康維持・増進するために行動していく“ことを頭では理解しているけどなかなか行動につながらないと感じることは多いのではないでしょうか?

〇〇までに体重を5kg落としたい

健康診断数値の改善のために運動しよう

病気へのリスクが高まっているから食生活を見直そう

短期的な行動変化はあるけれど行動変化が長期的に定着できず、同じような目標をたて、短期的な行動変化を続けていることが多いのではないかと感じることがあります。

平均寿命と健康寿命

平均寿命とは、人が生存する平均年数のこと。つまり自立した生活が送れなくても生きている期間を意味します。

また、健康寿命とは、健康上問題なく、日常生活が制限されず生活できる期間のこと、つまり人が自立した生活を送れる期間を意味します。

2019年の報告によると日本では健康寿命と平均寿命の差が

男性の平均寿命81.41歳、健康寿命72.68歳、その差8.73年(約8年9ヶ月)

女性の平均寿命87.45歳、健康寿命75.38歳、その差12.06年(約12年と22日)

男女を合わせた平均を見てもその差は、約10年あり、その期間は医療機関や家族などの手助け(介護など)が必要となり、自立した生活ではなく退職後の生活を楽しく過ごせない可能性が約10年あることを想像させます。

以前より「健康寿命の延伸」を厚生労働省も勧めており、現代人の生活習慣の見直しが重要視されています。特に予防対策として、現在の中高年世代である40〜50代の健康な状態を保つことが必要と言われています。働き盛りである30後半~50代で健康状態が悪化し、健康寿命を短くする要因となる病気になることが多いことも現代では深刻な問題となっています。

早め早めの準備(行動すること)が必要不可欠と考えられています。

例えば、日本人の死因の3割を占める心疾患や脳卒中の危険因子は、高血糖や高血圧の症状、LDLコレステロール値の上昇などがあげられます。

その要因は、メタボリックシンドロームや脂質異常症など生活習慣の乱れから起こる生活習慣病が高い割合となっています。

健康の基準値と個人の検査数値には、年齢に伴い個人差が大きくあらわれることがあります。

健康状態を維持するために最高血圧を抑える投薬を受けたり、必ずしもすべてを基準値内にしなければいけないわけではありませんが、自分の数値を定期的にチェックし、両親の既往歴と家族の健康状態を把握すること。

自分の健康状態をモニタリングすることで、身体への異常や変化に素早く気づき、自覚症状がなくとも客観的に健康状態を確認できる方法を医師や専門スタッフとともにあなただけのガイドラインをつくることが大切であると考えられます。

健康寿命を伸ばすため予防医学としても生活習慣の改善が重要であり、ライフプラン(目的)と近い未来の目標と準備のために運動、食事、睡眠の行動を見直すことから始めてみることも大切です。

BMIと健康の関連性

検診結果から「あなたの適正体重は〇〇です。」とわかってもそれが希望体重ではないこともあると思います。

健康の観点から適正体重と示される理由を考えてみます。

まず、あなたにとっての希望体重はどのような目的で考えられたものでしょうか?

・スポーツパフォーマンス高めるため

・ボディメイクコンテストにでるような自分が納得いくかっこいい見た目を作るため

・過去の経験から健康的で身体に負担が少ないと感じていられる数値だから

色々な理由や目的はありますが、適正体重=健康的な体重として考えてみましょう。

BMIとは

BMIの始まりは、アメリカの生命保険会社が保険契約者(20歳以上の男女)のデータを基に示した総死亡率を指標に健康的な理想体重の表をつくり、体格を大中小の3つのグループに分け、同一の身長に対し総死亡率の最も低い体重幅の中間値を示したもので、健康状態を数値化する肥満度の計算に用いられていました。

日本では、明治生命標準体重表(保険契約者の最低死亡率を基にした体重データから)などが使用されました。

現在は、有病発症のリスクが低く、総死亡率が最も低いBMIを参考に、健康診断の標準体重(=22×身長(m2))数値として提唱している例もあります。

つまり、BMIは、死因を問わず総死亡率が最低になる体重の範囲指標として利用されています。

BMIを参考に、健康的な体重を総死亡率が最低になる体重として定義して考えていきます。

そこで日本のデータ報告から健康体重を考える

日本における年齢階級別に総死亡率を最低にするBMIの追跡調査報告は、下記の通りでした。

40〜49歳で男性23.6、女性21.6

50~55歳で男性23.4、女性21.6

60〜69歳で男性25.1、女性22.8

70~79歳で男性25.5、女性24.1

さらに100歳を超える超高齢者の多くの報告から学べることを参考にすると下記の通しです。

・自立した生活が90歳代初めまでできていたこと

・糖尿病や高コレステロール血症の合併が少ないこと

・85歳までの疾患や運動制限の発生リスク(レッドゾーン)がBMI25以上の肥満者では健康においてリスクが上がること

・生活習慣病を伴う肥満者になったらすぐに改善に努めること

BMIと健康的な体重を考えてみる

BMIはあくまでも健康を維持し、生活習慣病の発症予防を行うための目安の一つとして扱う指標とします。

また、BMIを参考にしながらも、高い身体活動は、独立して総死亡率の低下に関連することが認めら得ているため、健康的な体重を目標設定として、運動習慣をつくることは健康には不可欠だと考えます。

特に高齢者では介護予防の観点から、脳卒中を始め、疾患予防とともに、低栄養との関連が強い加齢によるフレイルを回避することが大切です。

※フレイル:加齢に伴い筋力や心身の活力が低下し、健康と要介護状態の中間にある「虚弱」な状態です。代表的な特徴として、筋力低下(サルコペニア)、歩行速度の低下、疲れやすさ、体重減少、認知機能の低下、うつ、意欲低下、噛む力や飲み込む力の低下などがあります。

BMIと体脂肪率を参考に目的に合わせた目標を考えよう

BMIと体脂肪率を参考としながらあなたの目的に合わせた目標体重設定をしていくことが大切です。

健康の保持・増進、生活習慣病発病の予防のため、身体活動の増加(消費エネルギーの増加)と食事によるエネルギー摂取のバランスを考えることができます。

BMIと体脂肪率を定期的にみながら、運動と食事のエネルギーバランスを見て、筋力と筋肉量を維持しながら、肥満の改善や低体重状態やフレイルを回避することが重要です。

サルコペニア肥満とは

サルコペニア肥満は、加齢によって筋肉が減り、体内脂肪が増える症状のことを言います。

加齢に伴う筋肉の量や筋肉の質的な変化があり、筋肉量と筋力が低下するとサルコペニアと内臓脂肪の増加による肥満が合併した病態でインスリン抵抗性、炎症、酸化ストレスなどが肥満とサルコペニアとを結びつける機序と考えられています。

サルコペニア肥満は、身体機能障害を伴うだけでなく、代謝障害や動脈硬化が進行して心血管リスクが高まると言われています。

筋肉量は、運動習慣が少ない・ない、また欠食があるなど生活習慣に影響を受け20〜30代から減少していきます。

筋肉量が減少すれば、代謝は低下して、さらにエネルギーとして使われなかった余剰分エネルギーは体脂肪として蓄積されて行きます。

特に目立った症状はありませんが加齢とともに進行し、体脂肪増加による体重増加や筋肉量低下による運動機能の低下から、40代には糖尿病や高血圧などのリスクが高まり生活習慣病の発症とサルコペニアの症状が悪化していくリスクが倍増高してしまいます。

できるだけ早い段階で予防のための行動をとることが推奨されます。

筋力トレーニングやストレッチ、筋肉量を維持または増やすことを意識した食事など生活習慣の見直しが必要不可欠です。

過度な食事制限や欠食、ダイエットとリバウンドの繰り返しは、サルコペニア肥満の症状の進行をさらに進めます。

また、サルコペニア肥満は、メタボリックシンドロームよりも生活習慣病(高血圧症、糖尿病、脂質異常症など)の発症リスクが高いことが30〜84歳を対象として日本人女性500名以上の調査からわかっています。中でも糖尿病は、さまざまな病気との合併症を起す大変リスクの高い病気です。

定期的な健康診断の結果数値を参考にされて自身の身体への健康管理を進めて行きましょう。

生活習慣病とは

健康状態への最大の課題とも言える生活習慣病について考えます。

生活主観病は自己責任で発症する病気と東京大学名誉教授・地域医療振興協会顧問の北村聖氏は発信しています。

「生活習慣病」という言葉は、自分自身が求めて、自分の責任で行っている生活習慣が原因で発症する病気という意味です。

つまり、生活習慣病という言葉には「運が悪くて発症したのではない」あるいは「自業自得ですよ」という主張がこめられているのです。

自己責任で発症する生活習慣病は「自業自得病」なのです。

もちろん、生活習慣病の原因には、生活習慣以外の遺伝的素因が環境も関わってきます。

しかし、自分自身がもっと注意すれば防ぐことができる意味で「自業自得病」なのです。

日本人の3大死因といわれるがん・心疾患(狭心症、心筋梗塞、虚血性心疾患)・脳血管障害(脳卒中)は、2018年の死亡率50%以上となり、2人に1人がいずれかの病気が死因となっています。

例えば悪い生活習慣パターンとして

①タバコの喫煙

②アルコールの飲み過ぎ、依存

③食べ過ぎ、栄養バランスの悪い食事

④運動不足

⑤睡眠不足

これらが要因となり、高血圧症、肥満、脂質異常症、糖尿病等の生活習慣病から早死にや脳卒中による障害が残り、生活の質(Q O L)を低下させています。

定期的な検診で医師からの注意喚起や指導を受けることも多いと思いますが、生活習慣病には、高血症や脂質異常症など自覚症状が少なく、まだまだ大丈夫だと後回しにして、多くの方が定期診断結果を軽視してしまう可能性が高いです。

そして悪い生活習慣を変えられず最悪の結果となることが多いと言われています。

まず健康診断など定期的な検診を受診して診断結果をもとに医師や専門スタッフと相談し、行動の改善を検討してみることを強くおすすめしています。

運動を始めるキッカケとして、健康診断結果から特定保健指導を受ける、メタボリックシンドロームや肥満改善や予防対策を目的としてトレーニングサポートを受けることをお勧めしています。

◆参照/引用

・Newton別冊「人生100年を乗り切るための科学的に正しい体の維持の仕方」

・オムロンヘルスケア株式会社 健康コラム VOL.187

・厚生労働省 第16回健康日本21(第二次)推進専門委員会 資料3-1

・S. JAY OLSHANSKY 「FROM LIFESPAN TO HEALTHSPAN 」10.1001/JAMA.2018.12621

・日本臨床検査医学会 臨床検査のガイドライン 基準範囲・臨床判断値

・厚生労働省「日本人の食事摂取基準2020年版」策定検討会報告書

・Newton別冊「からだの検査数値」

・厚生労働省「令和2年人口動態 統計月報年計(概数)の概況」

・日本老年医学会「サルコペニア肥満」

・サントリー「健康情報リポート:メタボより怖い!?サルコペニア肥満」

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