腰痛は日常生活やスポーツに励む多くの方を悩ませています。
実は、腰そのものだけをアプローチしても根本的な解決にはならないことが多いのをご存知でしょうか。
リハビリテーション理論では、腰を「家屋の柱」に見立て、「屋根(胸郭)」「基礎(骨盤)」「地盤(下肢)」のすべてを整えるトータルアプローチが重要視されています。
今回は、再発を防いで安全に日常生活を送る、スポーツを楽しむ、競技に復帰することを目標とした当ジムで実践している「腰痛改善の3ステップ」をご紹介します。

腰痛の多くは、骨格の配列異常である「マルアライメント」によって、腰の筋肉や筋膜に過度なストレスがかかることで発生します。
マルアライメント(Malalignment)とは、医学やスポーツ・リハビリテーションの分野において、骨や関節の配列・並び方(アライメント)が正常な状態から崩れ、歪んでいる状態を指します。
例えば、 骨盤の歪み、猫背、側弯症など以下の要因が絡み合って発生しています。
そのため、最初に行うべきは、崩れたアライメントを正しい位置に戻すことです。
つまり、アライメントの確認、分析ができないと腰痛を改善する可能性が難しくなると考えています。
何をもって腰痛を改善したのかと理解できると再発の可能性を低くすることも十分に可能であるとも考えています。

土台を整えたら、次はそれを維持するためのあなただけの「オリジナル(天然)・コルセット(深部筋)」を活性化させます。
最後の段階は、実際の日常生活動作やスポーツ動作への応用です。
どれだけ姿勢が良くなっても、使い方が間違っていれば再発のリスクが高まります。

特に腰椎椎間板ヘルニアを予防したい方は、日頃から以下の3点を意識しましょう。
椅子に座る際も立っている際も、骨盤が後ろに倒れないように意識します
呼吸を深くし、胸郭が十分に広がるゆとりを持ちます
物を拾う時などは、必ず股関節や膝を活用し、腰の過度な屈曲を避けます
腰痛改善のコンディショニングトレーニングは、痛みを取るだけでなく、「なぜそこに負担がかかったのか」という根本原因を解決することにあります。
この3ステップを意識したトレーニングを日々のルーチンに取り入れて一生モノの「強い腰」をつくりましょう。
特に、アライメントの修正、体幹の安定化、動作の改善という三段階のプロセスを通じて、再発を防ぎながら日常生活をストレスなく過ごすこと、競技復帰を目指すことの再建的アプローチを提示しています。
全体として、痛みの根本原因を全身の構造的・機能的欠陥から特定し、論理的に解決するための包括的なガイドとなります。

これから数回に渡り各ステップの詳細をご紹介する予定です。
そちらのコラムも引き続きぜひご覧ください。
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