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未分類 2025.08.07

#058 熱中症警戒アラートの活用方法と熱中症対策の環境づくり

今年の夏も異常な暑さが続いています。

関東首都圏では、道を歩くだけでも路面熱などによる息苦しさや火傷しそうな程の強い日差しを感じます。

異常な暑さも健康を害する災害とも言えるのではないでしょうか。

改めて、異常な暑さから自分自身と家族や周囲のみなさんの健康を守るための行動ポイントや情報収集の仕方を過去に紹介したコラムを交えて見直してみましょう。

熱中症警戒アラート(熱中症警戒情報)とは、熱中症予防のために暑さ指数が33°C以上になると気象庁と環境省が発表するアラート情報のことです。

*2020年7月1日に関東甲信地方を対象に運用を開始し、2021年4月28日より、全国での運用を開始されました。

熱中症警戒情報を理解し、上手に活用して、みなさんで熱中症対策を積極的に取りやすい環境をつくりましょう!

熱中症警戒アラートの要点

熱中症警戒アラートが発表された地域において、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがあります。ひとごとと考えず、暑さから、自分の身を守りましょうという強いメッセージです。

①室内でエアコン等の冷房機器を使用して、より涼しい環境づくりをして過ごしましょう

②より涼しい環境の中で、こまめな休憩や水分補給・塩分補給を行いましょう

③高齢者、乳幼児等の方は、熱中症にかかりやすいので特に注意が必要です。本人の行動のみに任せずに周囲の方々で声がけをしましょう

④身近な場所での暑さ指数(WBGT)を確認し、涼しい環境以外では、運動、作業等を中止しましょう

以上を踏まえて、みなさんで熱中症対策を積極的に取り組みやすい環境をつくりましょう!

熱中症警戒アラート発表時の熱中症対策

熱中症とは、体温を平熱に保つために汗をかいた際、体内の水分や塩分(ナトリウム等)の減少や血液の流れが滞ることのほか、体温が上昇して重要な臓器が高温にさらされることにより発症する障害の総称です。

死に至る可能性のある病気です。しかし、適切な予防や対処が行われれば、死亡や重症化を未然に防ぐことができる病気です。

特に、脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、作業着等の過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などが、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」と呼ばれる方達は、更に注意が必要です。

普段以上に熱中症予防行動を実践する必要があります。

そして、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」は自ら積極的に対策を実施し、周囲の方への声かけも大切です。

*熱中症とは→ 紹介コラム https://lifework-st.com/719

*熱中症になってしまったら→ 紹介コラム https://lifework-st.com/720

熱中症対策としては、涼しい環境への避難が大切ですが、それができない場合(自宅のエアコンが故障した場合等)は、衣服を緩めることや重症化等の予防に、皮膚を濡らしてうちわや扇風機で扇ぐことや、氷やアイスパックなどで冷やすことも対策として考えられます。

*熱中症対策(水分補給・冷却方法)→ 紹介コラム https://lifework-st.com/933

個々の地点の暑さ指数(WBGT)は、環境によって大きく異なるため、黒球のついたWBGT測定機器等を用いて独自に測定することが推奨されます。

管理者がいる場所やイベント等については、暑さ指数(WBGT)などの実測の上、責任者が、管理者がいる場所やイベント等において、適切な熱中症対策が取れていることの確認がとても大切です。

*運動・イベントにおける熱中症予防→紹介コラム https://lifework-st.com/721

また、日々の体調回復のためのリカバリー(睡眠や食事)も重要な行動です。

*快適な睡眠テクニック→ 紹介コラム https://lifework-st.com/723

*食事のポイント→ 紹介コラム https://lifework-st.com/990

下記より参考になる情報サイトをご紹介します。

熱中症予防情報サイト

・暑さ指数(WBGT): https://www.wbgt.env.go.jp/

※暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)は気温、湿度、日射量などから推定する熱中症予防の指数です。予測値については、小数点以下を四捨五入した値です。

活用例

夏に屋外イベント、レジャーなどを計画する際の目安として活用

(1)  赤色 の期間(暑さ指数が31以上)をチェックする

赤色 は、熱中症の発生が危険なレベルとなっていた期間です。


暑さ指数(WBGT)がこのような高温になった場合は、屋外での活動をなるべく避けることが必要です。また、イベントの中止なども想定した準備体制が必要になります。可能であれば、事前にこの時期の開催を避けるようにしましょう。

(2) オレンジ色 の期間(暑さ指数が28以上)をチェックする

オレンジ色 は、熱中症の発生に厳重な警戒が必要なレベルとなっていた期間です。


強い日射を防ぐ対策や水分補給、適切な休憩などを考慮するとともに、熱中症が発生した場合の応急処置や連絡体制の確立など、十分な準備を行う必要があります。

(3)  黄色 の期間(暑さ指数が25以上)をチェックする

黄色 は、熱中症の発生に警戒が必要なレベルとなっていた期間です。


激しい運動や作業を行う場合は定期的に休息をとり、水分を十分に補給することが必要となりますので、それらに配慮したイベントの運営計画が必要になります。

(4) 急に暑くなっている期間がないかチェックする

暑くなりはじめる時期や、急に暑くなった場合は、身体が暑さに慣れていないため、熱中症の発生件数が増加する傾向にあります。


このカレンダーで、青色や水色から黄色やオレンジ色に変わっているかどうかチェックしてください。

・熱中症リスクカレンダー

https://www.wbgt.env.go.jp/doc_trendcal.php

・気象庁発表の予想気温:

https://www.jma.go.jp/bosai/wdist/#lat:35.567980/lon:135.856934/zoom:5/colordepth:normal/elements:temp

◾️参考/引用

・環境省熱中症予防情報サイト「熱中症警戒情報とは」

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